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警視庁、ロジテックの古い無線LANルーターを狙った攻撃を確認、該当製品ユーザーはアップデートを
(2015/6/2 17:51)
警視庁サイバー犯罪対策課は、ロジテックの無線LANルーター「LAN-W300N/R」「LAN-W300N/RS」「LAN-W300N/RU2」3機種の脆弱性を突いた攻撃を確認したとして、製品のユーザーに対してファームウェアの更新を呼び掛けている。
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該当するロジテックの無線ルーター3機種は、2009年発売の製品。古いファームウェアのまま使い続けていると、外部からの攻撃によりインターネット接続(PPPoE接続)に必要なIDとパスワードを取得されてしまう危険がある。
脆弱性が存在するのは、製品のシリアルナンバー(製造番号)の末尾が「B」で、ファームウェアのバージョンが「2.17」のもの。脆弱性の修正は2012年に行われている。
警視庁では、該当製品のユーザーに対して、ファームウェアのバージョンを確認して、古い場合にはアップデートするよう呼び掛けている。