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アイ・オー、PCの画面をLAN経由でHDMI/RGB出力できるアダプター「NGA-RGB/H」

 株式会社アイ・オー・データ機器は、PCからLAN経由でプロジェクターやディスプレイに画面出力ができるアダプター「NGA-RGB/H」を10月下旬に発売する。標準価格は2万1000円(税別)。

NGA-RGB/H

 社内LANなどにNGA-RGB/Hを接続することで、専用ソフト「Net Link Display」を入れたPCからLAN経由で接続して画面出力する仕組み。対応OSはWindows 8.1/8/7。

 社内LANが無線化されていれば、映像出力インターフェイスのないWindowsタブレットやノートPCからワイヤレスで映像出力することも可能。プレゼンテーションや会議での利用に最適としている。プロジェクターのケーブルを発表者のPCにつなぎかえる必要がないほか、離れた席からでもプレゼンテーションできるようになる。

 HDMI接続端子を搭載しており、スピーカー付きのプロジェクターやディスプレイに音声を出力することができる。RGB端子も備えるため、HDMI接続端子のない機器でも使用可能。対応解像度は最大1920×1080。また、画面の出力はクローンモードのほか拡張デスクトップモードでの表示ができる。

 NGA-RGB/H本体にUSBマウス/キーボードを接続すれば、映像出力元のPCをリモート操作できる。最大12台までのPCが登録可能で、複数の機器を一元的に操作・管理することができるとしている。

 インターフェイスは、USB 2.0×2ポート、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1ポート。本体サイズは155×120×32mm(幅×奥行×高さ)。重さは約250g。

(磯谷 智仁)