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Appleがセキュリティ修正、「OS X El Capitan 10.11.2」「Safari 9.0.2」「iOS 9.2」などで
(2015/12/9 16:23)
Appleは8日、Mac用OSの最新アップデート「OS X El Capitan 10.11.2」をリリースした。不具合の改善などに加え、多数のセキュリティ修正が含まれている。同社ではユーザーに対して適用を推奨している。
Appleが公開したセキュリティ情報によると、OS X El Capitan 10.11.2で修正された脆弱性は38項目あり、CVE番号ベースでは51件に上る。また、同アップデートには「Safari 9.0.2」で行われたセキュリティ修正も含まれているという。
OS Xのセキュリティ修正は、旧バージョンであるOS X Yosemite 10.10.5/Mavericks 10.9.5も対象となる項目もあり、「セキュリティアップデート 2015-005 Yosemite」「セキュリティアップデート 2015-008 Mavericks」で修正する。同アップデート適用後は、QuickTime 7のウェブブラウザープラグインがデフォルトで無効化されるとしている。
なお、Yosemiteのセキュリティアップデートとしては、11日に「セキュリティアップデート 2015-006 Yosemite」がリリースされた。このアップデートは、2015-005 Yosemiteの内容を含むと説明されている。
このほかAppleは、「iOS 9.2」「watchOS 2.1」「tvOS 9.1」「Xcode 7.2」でもセキュリティ修正を行ったことを明らかにしている。
【追記 2015/12/14 14:50】
OS X旧バージョン向けのセキュリティアップデートの名称を「セキュリティアップデート 2015-005 Yosemite」「セキュリティアップデート 2015-008 Mavericks」と区別して記述するとともに、11日にリリースされた「セキュリティアップデート 2015-006 Yosemite」についての記述を追加したました。