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Garmin、大画面を搭載し測位・ナビ機能が進化したサイクルコンピューター「Edge 850」「Edge 550」発売
2025年9月18日 07:30
ガーミンジャパン株式会社(Garmin)は、GPSサイクルコンピューター「Edge」シリーズの最新モデルとして「Edge 850」「Edge 550」を9月25日に発売する。市場想定価格は8万5800円と7万1800円。
Edgeシリーズは、ツール・ド・フランスをはじめとするUCIプロツアーチームと共同開発したGPSサイクルコンピューターで、レースだけでなくレジャー用としても利用できる。
既存モデル「Edge 840 Solar」や「Edge 540」に対する新要素・新機能として挙げられるのが、2.7インチと大型になったフルカラー液晶ディスプレイだ(既存2モデルは2.6インチ)。Edge 850はボタン操作のほかタッチ操作に対応する。プロセッサーやメモリも強化され、Edge 850は64GB、Edge 550は32GBのメモリを搭載している。
GPSおよびナビゲーション機能も強化されている。5HzのGNSSマルチバンドにも対応し、1秒間に5回の測位により、高層ビル群や山間部などでも高精度な測位が可能(エンデューロまたはダウンヒルライドのみ)だとしている。昭文社日本詳細道路地図を搭載し、ルート案内のほか、作成したコースごとの完走・達成度確認、ルートを外れた際のリルート機能などを搭載する。
このほか、栄養補給のタイミングを通知する「スマート補給アラート」などの進化したトレーニング機能、サイクリング能力の分析機能、スタミナ分析機能、ワークアウト機能、レジャーライド向けのナビゲーション機能なども特徴とする。Edge 850ではスピーカーを内蔵し、音声ナビも可能。
本体サイズは両製品とも54.6×92.2×16.8mmで、重量はEdge 850が113g、Edge 550が110g。
Edge 850に、スピードセンサー、ケイデンスセンサー、心拍センサー「HRM 200」(M-XL)が付属した「Edge 850セット」も発売される。市場想定価格は9万9800円。