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Garmin、高精度GPSを搭載したサイクルコンピューター最新モデル「Edge MTB」発売
2025年7月14日 13:30
ガーミンジャパン株式会社(Garmin)は7月10日、GPSサイクルコンピューター「Edge」シリーズの最新モデル「Edge MTB」を発売した。市場想定価格は6万4900円。
Edgeシリーズは、ツール・ド・フランスをはじめとするUCIプロツアーチームと共同開発したGPSサイクルコンピューターで、レースだけでなくレジャー用としても利用できる。
シリーズ初、1秒間に5回の位置情報測位を実現する高精度GPSを搭載
最新モデル「Edge MTB」は、シリーズ初となる5HzのGPSを搭載。1秒間に5回の位置情報測位を実現する。GPS測位は2周波数帯を受信可能(L1信号・L5信号)なGNSSマルチバンドに対応。山間などの環境でも途切れることなく、正確なGPSナビと位置記録が可能だとしている。
耐久性と操作性を兼ね備える
2.13インチのフルカラーディスプレイを搭載。耐久性に優れ視認性にも配慮したゴリラガラスを採用している。サイドの操作ボタンは、防塵性のあるカプセルボタンを採用し、グローブをしたまま操作が可能。
ペース配分のアシスト機能や区間ごとの自動タイム計測機能搭載
ヒルクライム時の勾配や残り平均斜度をグラフと数値で表示し、ペース配分をアシストする「ClimbPro」を搭載。また、設定したポイント(タイミングゲート)を通過するたび自動でタイム計測し、区間ごとのタイムアタックが可能。
おすすめのワークアウトを表示可能
その日の予定ワークアウトを優先度順に提示し、見逃した主要なワークアウトを完了できるように促すシステムも搭載。複雑なワークアウトにおける、優先順位や目標の設定に役立つ。
サイクリングに特化したGPS地図機能&ナビゲーション
自転車専用道、サイクリングロードを表示するGPS地図機能を搭載。目的地に応じたルート案内のほか、ナビゲーション中にルートを外れた際の一時停止・再度設定なども可能。
また、人気のあるロードやトレイル、サイクルショップやコンビニエンスストア、パーキングなどの検索も機能も行える。
位置情報共有や緊急通知機能も充実
「LiveTrack」機能により事前に設定した家族や仲間に、自分の現在地をリアルタイムで共有できる。LiveTrackコースは「Edge」シリーズのユーザー同士で共有可能。「Garmin Connect」アプリを利用して、テキストメッセージなどを通してLiveTrackリンクを共有することもできる。
デバイスが衝撃を検知した際には、あらかじめ登録されている緊急連絡先に自動でアラートを送信する。手動で援助要請の送信も可能。
雨天時の走行にも耐えるIPX7の防水仕様。バッテリー性能は、GPSモード(5Hz)で約14時間、バッテリー節約モードなら約26時間の稼働を実現している。
本体サイズは50.4×77.8×19.8mm(幅×高さ×厚さ)、重さは58g。MTBマウント、トップチューブマウント、チャージングケーブル、ストラップなどが付属する。専用アプリ「Connect IQ」を利用することで、データフィールドの追加や、アプリ・ウィジェットの入手が可能。