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日本最大級のサイバーセキュリティ国際会議「CODE BLUE 2025」、11月18日・19日に高田馬場で開催
2025年9月18日 10:00
CODE BLUE実行委員会は、サイバーセキュリティ国際会議「CODE BLUE 2025」を11月18日・19日に開催する。会場はベルサール高田馬場(東京都新宿区)で、参加費は、全エリアに入場できるカンファレンスチケットが9万8000円、入場エリアなどに一部制限があるビジターチケットが2万8000円。
「CODE BLUE」は、国内外の専門家が集う、サイバーセキュリティの国際会議。今回で13回目の開催で、カンファレンスに加え、ワークショップやコンテスト、スポンサー企業によるブース出展、ネットワーキングパーティなども予定されている。
世界各国から著名な研究者を招へいし、最先端の研究成果の共有や交流の機会を提供するとともに、日本をはじめとするアジアの優秀な若手研究者を発掘し国際舞台へと後押しすることを目的に開催しているという。
オープニング・キーノートには、ソフトウェアセキュリティ自動化分野における第一人者であり、カーネギーメロン大学教授・Mayhem(旧称「ForAllSecure」) CEOのデイビッド・ブラムリー氏が登壇。同氏の研究ビジョン「世界中のソフトウェアに悪用可能なバグがないかを自動で検査するシステムを開発すること」に基づき、信頼できるコンピューター社会の実現に向けた取り組みが語られる予定となっている。
クロージング・キーノートには、国家サイバー統括室(NCO)の飯田陽一氏(内閣サイバー官)が登壇し、歴史的転換期を迎える日本のサイバーセキュリティ政策についての講演が予定されている。
このほか、カンファレンスと併設でさまざまなコンテストやワークショップが開催される。インシデント対応を中心としたブルーチーム演習、ドローンをソフトウェア・ハードウェアの両面からハッキングするワークショップ、スマートホームデバイスやOTデバイスを対象にしたCTF(Capture The Flag)、ファイアウォールをすり抜ける新たな手法を学ぶハンズオンなどの内容が予定されている。コンテストやワークショップはビジターチケットで参加可能。
11月16日・17日には、カンファレンスに先立ち、サイバーセキュリティ分野におけるスキル向上を目的としたトレーニングが開催される。AIエージェントのセキュリティを学ぶ内容や、Windowsイベントログの構成と分析を通じて攻撃を検出する手法を学ぶ内容などさまざまな内容が予定されている。それぞれ別途申し込みが必要で、参加者にはCODE BLUEのカンファレンスチケットが提供される。