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若手対象の国際サイバー競技会「ICC TOKYO 2025」に出場する日本人選手が決定、アジア代表として過去最多の6人が選抜

11月11日~14日に幕張で開催

 内閣官房国家サイバー統括室(NOC)は、11月11日~14日に千葉県千葉市のホテルニューオータニ幕張で開催される、若手人材を対象とした国際的なサイバー競技会「International Cybersecurity Challenge(ICC) TOKYO 2025」に出場する日本人選手を発表した。

 ICCは、26歳以下の若手人材を対象とした国際的なサイバー競技会。大陸、地域別に編成された8チームが参加し、日本は「チームアジア」に所属する。各チームの人数は選手15人と補欠2人。

 チームアジアとして出場する日本人選手は過去最多となる6人。8月に開催されたICCのアジア予選にあたる「Asian Cyber Security Challenge」(ACSC)の成績優秀者から選ばれている。

チームアジアとして出場する日本人選手
氏名所属年齢性別出身地ICC出場回数
佐藤 信二豊橋技術科学大学21歳茨城県
甲賀 悠一郎筑波大学20歳広島県
菊池 厚利筑波大学23歳東京都3回目
大森 章裕Digital Experts株式会社24歳東京都
岩橋 涼介筑波大学22歳千葉県
松葉 大和私立武蔵高等学校18歳東京都

 大会では、Capture The Flag(CTF)と呼ばれる、サイバーセキュリティの専門知識や技術を駆使して、暗号文や脆弱なWebアプリの中に隠された答え(Flag)を見つけ出すサイバー競技で競い合う。競技は、クイズ形式で得点を競う「ジェパディ」と、各チームに割り当てられたコンピューターの防御および相手のコンピュータに対する攻撃で得点を競う「アタックアンドディフェンス」の2形式が実施される。