日本レコード協会、改正著作権法の可決・成立で歓迎コメント発表


 参議院本会議において12日に改正著作権法が可決・成立したことに関し、社団法人日本レコード協会(RIAJ)は15日、コメントを発表した。

 改正著作権法の中には、違法配信されている音楽・映像を違法と知りつつダウンロードする行為を禁止する、いわゆる「ダウンロード違法化」が含まれている。RIAJは、「協会では、インターネット上の違法送信からの複製を私的複製の許容範囲から除外することが必要であることを訴え続けていた」と説明。「ダウンロード違法化」を含む改正著作権法の可決・成立を歓迎するとコメントしている。

 また、RIAJの石坂敬一会長は、「ダウンロード違法化」の実現について、関係各位に謝辞を述べているほか、「協会は今後も、違法な音楽ファイルなどの流通を撲滅するための諸活動を継続しするとともに、改正法の趣旨を国民に広く理解いただくための広報活動に努めていく」としている。RIAJでは今後、2010年1月1日の改正法施行に向け、その周知を目的とした広報活動に引き続き取り組む考えだ。



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(野津 誠)

2009/6/15 13:18