Google マップ、著名人200名が紹介する「わたしの好きな場所」


わたしの好きな場所

 グーグルは16日、世界13都市について、それぞれの土地に詳しい著名人がお気に入りの場所を「Google マップ」上で公開する特設サイト「わたしの好きな場所」を開設した。利用は無料。

 「わたしの好きな場所」は、ユーザーがテキストや写真を利用してスポットを作成できる「マイマップ」機能を利用。世界13都市について、アーティストやフォトグラファーなど著名人200名が、自身のお気に入りの場所を紹介する。

 対象都市は、ニューヨーク/サンフランシスコ/ロンドン/バンコク/台北/マドリード/パリ/プラハ/モスクワ/クアラルンプール/香港のほか、日本の東京と京都を加えた13都市。東京ではフラワーアーティストの東信氏、建築家の平田晃久氏ら11名、京都では、ロックバンド「くるり」、イラストレーターの中村佑介氏ら11名。

 東京および京都については、「わたしの好きな場所」の「YouTube公式チャンネル」を開設。マイマップ提供者が該当の場所を選んだ理由を紹介する。また、連動したリアルイベントも実施。8月3日から9日の期間で、東京の池袋/渋谷/新宿/恵比寿/秋葉原の各駅に、ピン型のオブジェを設置。京都府内の紹介スポットには、ピン型マークが入ったちょうちんを用意する。

 今回のキャンペーンは、「著名人が『マイマップ』を利用することで、「Google マップ」をより楽しく使ってほしい」として企画。各ユーザーの視点で地図情報を作成することで、幅広い使い方を提案するという。


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(村田 奏子)

2009/7/16 16:31