脆弱性発見ソフト「SecuniaPSI」日本語を含む42言語に対応
デンマークのSecuniaは25日、脆弱性発見ソフト「SecuniaPSI」が日本語を含む42言語に対応したことを発表した。Secuniaのサイトから無償でダウンロードできる。対応OSはWindows Vista/XP/2000。
SecuniaPSIは、PC内をスキャンし、インストールされているソフトに最新のパッチが当てられているかどうかを確認する。パッチが当てられていない場合は警告を発し、対策を表示。また、サポートが中止された古いバージョンのアンインストールなどを勧めてくれる。
SecuniaPSIは、最新版のバージョン1.5.0.1で多言語に対応。Secuniaでは翻訳に協力したボランティアなどの名前を挙げ、感謝を表明している。このバージョンでは初期のバージョンと比較して、ブラウザ用プラグインの脆弱性発見や、世界中のSecuniaPSIユーザーの脆弱性の数を点数化したワールドマップ機能などが追加されている。
Secuniaでは、「パッチを当てることは、ウイルス対策ソフトやパーソナルファイアーウォールを使うことよりも、もっと重要だということを覚えていてほしい」とコメントしている。
関連情報
(青木 大我 taiga@scientist.com)
2009/8/26 11:38
-ページの先頭へ-