高速化した「Google Earth 5.1」公開


Google Earth 5.1

 米Googleは9日、より高速になった3D地図ソフト「Google Earth 5.1」を公開した。Windows Vista/XP、Mac OS Xなどに対応する。

 公式ブログによると、メモリ使用方法を改善した結果、ビルやレイヤー、ユーザーコンテンツをより多く表示できるようになった。また、シェーダーも改良され、大気の描画が高速化し、フレーム落ちが少なくなっている。さらにメモリとグラフィックリソースの使用量を減らすため、圧縮技術を使用した。起動速度は25%改良されているという。

 開発者向けのGoogle Earth APIも改良された結果、APIコールが著しく高速化されている。

 このほか、Windows版の場合、Google Earthをインストールする際に、同時にGoogle Earthブラウザプラグインがインストールされるようになった。これにより、別途インストール作業を行うことなく、Google Earthを使用したWebアプリケーションを利用できるようになると説明している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/9/10 11:00