Forbesの米国長者番付、ビル・ゲイツが16年連続1位


 米経済誌「Forbes」は9月30日、米国の長者番付上位400人を発表した。Microsoft創業者のビル・ゲイツ氏が16年連続で1位となった。推定資産額は前年より70億ドル(約6300億円)減少し、500億ドル(約4兆5000億円)だった。

 2位は投資家のウォーレン・バフェット氏で400億ドル。「オマハの賢人」と呼ばれるバフェット氏だが、金融危機などの影響で前年の資産から100億ドルを減らした。3位はOracle創業者のラリー・エリソンで270億ドル。

 IT関係では、Google創業者のセルゲイ・ブリン氏とラリー・ペイジ氏が同額で11位(153億ドル)、Dell創業者のマイケル・デル氏が13位(145億ドル)、Microsoft最高経営責任者(CEO)のスティーブ・バルマー氏が14位(133億ドル)にランクインした。

 Forbesによれば、長者番付上位400人の合計資産額は、過去1年間で1兆5700億ドルから1兆2700億ドルへと減少した。同誌が長者番付を始めた1982年以降、上位400人の合計資産額が減少したのは5回目としている。


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(増田 覚)

2009/10/2 18:29