Twitterで翻訳依頼できる「140Trans」、140文字まで無料


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 株式会社エニドアは20日、「Twitter」経由で140文字以内の文章の翻訳を依頼できるサービス「140Trans(ワンフォーティトランス)」を開始した。利用は無料。翻訳を依頼できるのはTwitterの1アカウントにつき1日3回まで。

 依頼者は「140Trans」のサイトで文章を入力し、言語を選択した上で、Twitterで翻訳を依頼すると、自分のTwitterアカウントに翻訳結果が返ってくる。翻訳結果は依頼者のTwitterアカウントに「@ユーザーネーム:翻訳結果」というかたちで返信される。

 翻訳の依頼方法としてはこのほか、Twitterから直接依頼することも可能だ。例えば英語から日本語への翻訳を依頼する際には、「@140trans en2ja」と書いた後に、英文を入力すればよい。

 依頼者がTwitterで送信した文章は、ユーザー同士が翻訳依頼や翻訳作業を行うサービス「ソーシャル翻訳Conyac」上で翻訳される。機械翻訳ではなく、登録ユーザーが文章を翻訳する仕組み。エニドアによれば、「ソーシャル翻訳Conyac」の登録ユーザーは約2000人に上り、現時点では47言語の翻訳に対応している。翻訳のスピードと精度は、登録ユーザー数や言語によって異なるとしている。

 本来、「ソーシャル翻訳Conyac」では100文字までの翻訳は無料、100文字以上は30ポイント(30円相当)からの料金設定となっているが、「140Trans」経由では140文字まで無料とした。エニドアでは、「Twitterでフォローしている人のつぶやきが違う言語で分からないときや、違う言語でつぶやきたい時など使い方は多岐にわたる」としている。


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(増田 覚)

2009/10/20 17:45