米ネットユーザー5人に1人、Twitter系サービスで近況書き込み


Twitter系サービスの利用率

 Pew Internet & American Life Projectは21日、米国のインターネット利用者の19%が、「Twitter」などのサービスで自分の最新情報を書き込んだり、他人の近況を確認しているという調査結果を発表した。2008年12月と2009年4月の調査では11%だった。調査は8月18日から9月14日まで、米国の18歳以上のインターネット利用者1698人を対象に実施した。

 Twitter系サービスの利用者が増えている要因としてPew Internetでは、3つのグループに属するインターネット利用者の存在が大きいと指摘する。まずはSNS利用者、次いでモバイル機器のインターネット利用者、最後に44歳以下の若年層のインターネット利用者を挙げた。

 調査では、インターネットに接続可能な機器を数多く持っている人ほど、Twitter系サービスの利用率が高いことがわかった。例えば、4台以上の機器を所有する人は39%が利用しており、3台所有する人の28%、2台所有する人の19%、1台だけの人の10%と比べて、利用者の割合が高かった。

 なお、今回の調査におけるTwitter利用者の平均年齢は31歳で、この1年間で変化はなかった。一方、MySpaceの利用者の平均年齢は2008年の27歳から26歳に下がっていたほか、逆にFacebookの利用者の平均年齢は2008年の26歳から33歳へと大幅に上がっていることがわかった。


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(増田 覚)

2009/10/23 06:00