Office 2003、IRMで保護されたファイルが開けない不具合


 マイクロソフトは14日、「Microsoft Office 2003」において、Information Rights Management(IRM)機能で保護されたファイルやメールが開けない、新規にIRMで保護をかけることができない不具合が発生したと発表した。

 今回の不具合は、IRM機能において利用されるOffice 2003の各アプリケーションの証明書の有効期限が2009年12月10日となっており、それが更新されなかったことが原因。現在、修正モジュールを配布している。

 マイクロソフトでは、「米国本社の開発部門では、今後このようなことが再発しないようにするための長期的な解決方法を検討する」としている。


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(野津 誠)

2009/12/14 20:13