2010年に注意すべき12のオンライン詐欺、マカフィーが発表


 マカフィーは15日、2010年に注意すべきオンライン詐欺をまとめた「2010年、12のオンライン詐欺」を発表した。金銭や口座情報を盗み出すサイバー犯罪などについて注意を促している。

 マカフィーでは「危険の多いフリーソフト検索」として、着信音や壁紙などを検索するユーザーを狙った悪意のあるサイトの存在を指摘。これらのサイトからファイルをダウンロードすると、マルウェアに感染する恐れがあるとしている。

 また、「ランサムウェア詐欺」として、サイバー犯罪者がユーザーのコンピュータを乗っ取りファイルを暗号化した上で、ユーザーのファイルを「人質」に取り、ファイルを元に戻す見返りに金銭の支払いを要求する事例を紹介している。

 このほか、「チャリティフィッシング詐欺」「宅配業者からの偽請求書」「ソーシャルネットワーキング」「電子メールで送られる危険なグリーティングカード」「豪華な宝飾品の偽購入案内」「個人情報の盗難」「仕事紹介の電子メール詐欺」「オークションサイト詐欺」「パスワード盗用詐欺」「電子メールを使った銀行詐欺」について注意喚起している。


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(増田 覚)

2009/12/16 18:27