quanp.on 2.3、ダウンロード時のバックグラウンド処理など追加


ダウンロード時のバックグラウンド処理
オートコンプリート機能

 リコーは18日、オンラインストレージサービス「quanp」の専用クライアントソフト最新バーション「quanp.on 2.3」を公開した。対応OSはWindows 7/Vista/XP。.NET Framework 3.5 SP1で動作する。

 「quanp.on 2.3」では、Windows 7に対応したほか、オンラインストレージからファイルをダウンロードする際に、バックグラウンドで実行できるようになった。これにより、ダウンロード中もquanpを操作可能だ。

 また、ファイル登録時など、すでに入力されているキーワードの先頭部が一致するときは、入力候補として自動的に表示する「オートコンプリート機能」を追加した。ファイルの検索やタグなどの入力がスムーズに行えるとしている。

 このほか、ファイル検索エンジンを刷新し、グローバルコミュニケーションズ株式会社が開発する全文検索エンジン「Jieks(ジークス)」を導入した。リコーでは、「quanp.onにおける詳細検索(日付指定検索など)の速度が大幅に向上した」と説明している。

 「quanp」の利用にはユーザー登録が必要。料金は、保存容量が1GBの「Trial」が無料、10GBの「Standard」が月額300円、100GBの「Quantum」が月額980円。



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(野津 誠)

2009/12/18 15:34