「Lunascape 6.1」公開、エンジン選択ボタンなど機能改善図る


「スマートエンジン選択ボタン」
ショートカットキーの優先順位変更について

 Lunascapeは24日、Webブラウザー「Lunascape 6.1」を公開した。ワンクリックでレンダリングエンジンを切り替えられる「スマートエンジン選択ボタン」を追加したほか、機能改善や不具合修正を図った。対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000およびWindows Server 2008/2003。

 「スマートエンジン選択ボタン」はアドレスバーに配置され、同ボタンをクリックするだけで、Trident、Gecko、WebKitの3種類のレンダリングエンジンを切り替えられる。同ボタンを右クリックもしくは長押しすることで、レンダリングエンジンの詳細設定画面を呼び出すことも可能だ。

 また、GeckoとWebKitのエンジン利用時のショートカットキーの優先順位を変更し、Webアプリケーション側のショートカットキーが優先されるようになった。例えば、「Google ドキュメント」でテキストを選択して「Ctrl+B」を押すと、従来はLunascapeのサイドバーが開いたが、Lunascape 6.1ではGoogle ドキュメントのショートカットが優先され、テキストにボールドがかかるようになった。

 このほか、Windowsのテーマ変更時やスタンバイからの復帰時にフォントが変わる現象を修正するなど、合計で129項目の機能改善を図った。


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(増田 覚)

2010/3/30 15:26