Google、米連邦政府向けの「Google Apps」を発表


 米Googleは26日、Gmailなどのウェブアプリケーションを独自ドメインで利用できるようにする「Google Apps」について、米連邦政府のセキュリティ基準を満たす「Google Apps for Government」を提供すると発表した。

 「Google Apps for Government」は、GmailやGoogleカレンダーなどのウェブアプリケーションを、米連邦政府機関向けに提供するサービス。米連邦情報セキュリティマネージメント法(FISMA)の認定を受けており、GoogleではクラウドサービスでFISMAの認定を受けた初のサービスだと説明。米標準技術局(NIST)が定義する「コミュニティクラウド」の条件も満たすため、米連邦政府や州政府、地方政府でも利用できるとしている。

 一般向けサービスとの違いは、GmailとGoogleカレンダーのデータについては一般向けのシステムとは分離した米国内のシステムを使用しており、他のアプリケーションについても今後同様の措置を取るという。


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(三柳 英樹)

2010/7/27 14:15