お名前.com、Windowsリモートデスクトップ専用サーバーサービス
GMOインターネット株式会社が運営する「お名前.com」は27日、Windowsのデスクトップ環境を遠隔から利用できるリモートデスクトップ専用サーバーサービス「お名前.com Windowsデスクトップ」の提供を開始した。
GMOインターネットが運営するデータセンター内のサーバー上に仮想的に構築したWindowsデスクトップへ、自宅のPCやスマートフォンなどから接続できる。職場や自宅、外出先でも使用したいファイルの保存場所として利用することが可能だ。
また、スペックなどの問題から自宅のPCでは使用が難しいWindowsのアプリケーションでも、アプリケーションは接続先となる仮想的に構築したWindowsデスクトップのサーバー上で実行されるため、操作端末のスペックに動作が依存せずに操作できるという。
OSには「Windows Server 2008 R2」、仮想化技術には「Hyper-V」を採用し、Windows 7のデザインや操作感覚のインターフェイスを踏襲する。
なお、従来の仮想専用サーバー(Windows搭載型VPS)のように、ホームページ公開やメール送受信といったサーバー用途での利用はできないが、その分、メモリーやCPUの消費を抑え、アプリケーションの実行に必要なリソースを十分に確保しているという。
料金は初期費用が2100円、月額費用が2268円(12カ月契約の場合)。ディスク容量は50GB、メモリーは1GB。データ転送量は無制限で、固定のグローバルIPアドレス1個が付与される。契約期間は1、6、12カ月から選べる。
「お名前.com Windowsデスクトップ」のサービス開始を記念して、8月18日19時までに申し込んだユーザーを対象に、初期費用を無料にするキャンペーンも開催する。
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(増田 覚)
2010/7/28 06:00
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