ネットギア、PoE給電に対応した2万円台の8ポートGbEスイッチ「GS108PE」など


GS116E
GS108PE

 ネットギアジャパン株式会社(ネットギア)は2日、レイヤ2スイッチ「ProSafe Plusスイッチシリーズ」のラインアップに、Gigabit Ethernet(GbE)スイッチ3製品を追加すると発表した。8ポートモデル「GS108E」と16ポートモデル「GS116E」に加え、PoE給電対応の「GS108PE」を発売する。

 ProSafe Plusスイッチシリーズは、ノンインテリジェントタイプのスイッチに、VLAN、QoS、ミラーリング、ループ検知、ブロードキャスト制御など、利用頻度の高い機能を搭載したスイッチ製品群。同梱されているCDからユーティリティ「ProSafe Plus」をインストールすれば、直感的なGUIを用いたVLAN、QoS、ポートミラーリングの設定が可能で、従来のインテリジェントスイッチで必要な、管理用のIPアドレスが不要なため、初心者でも安心して導入できるという。

 新製品のうちGS108Eは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tを8ポート、GS116Eは16ポートを備えたスイッチ。ProSafe Plusスイッチシリーズの共通機能を備えるほか、消費電力が低いのも特徴で、ポートの使用状態やケーブルの長さを検知し、電力を調節する「パワーコントロール機能」を備えている。

 またGS108PEは、Ethernetケーブル経由で電力を給電できるPoE給電機能を搭載したスイッチ。8ポートのうち4ポートがPoE給電機能を備えており、PoE受電機能に対応した無線LANアクセスポイント、IP電話機、ネットワークカメラなどに、合計45Wまでの電力供給を行うことができる。

 価格は、GS108Eが1万2390円、GS116Eが2万6040円、GS108PEが2万9190円。3製品ともライフタイム保証が提供される。


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(石井 一志)

2011/2/2 16:11