LinkedInが年内に日本語版を公開へ、デジタルガレージが国内進出支援


 株式会社デジタルガレージは25日、米LinkedInが運営するビジネスパーソン向けSNS「LinkedIn」の日本におけるマーケティングを支援すると発表した。両社が合意した。

 今回の合意に基づきデジタルガレージは、日本におけるLinkedInの普及に向けて、マーケティング活動や広報活動、市場調査などを行っていく。LinkedIn日本語版は2011年中に公開される予定。

 デジタルガレージ共同創業者/取締役の伊藤穰一氏は、「日本にはさまざまなSNSがあるが、LinkedInのようなプロフェッショナル向けのものは皆無に等しい。その一方で日本のビジネス慣習を考えれば、これほどプロフェッショナル同士を結ぶネットワークが重要な市場は世界でも多くない。このためLinkedInは日本において、個人や組織の生産性を高める上で非常に高い可能性を秘めている」とコメントしている。

 LinkedInは世界で1億人以上が登録するSNS。2011年1月時点で「2010 Fortune 500」にランクされているすべての企業において、経営幹部のうち1人以上がLinkedInに登録しているほか、LinkedIn上に「企業ページ」を持つ企業は200万社を超えるという。


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(増田 覚)

2011/5/25 13:09