iPhone/iPadとMIDI機器が接続できる「i-MX1」、対応アプリも発表
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ヤマハは、MIDI端子を搭載した楽器などと、iPhone/IPod touch/iPadを接続するためのMIDIインターフェース「i-MX1」を7月1日に発売する。オープンプライスとなり、店頭価格は6000円程度になる見込み。「i-MX1」の発売に伴って、MIDI楽器対応のiOS向けアプリ8タイトルも発表されている。
「i-MX1」は、iPhone/IPod touch/iPadのDockコネクタに接続するMIDIインターフェイス。MIDI IN/OUT端子を備え、アップルのMIDIドライバにあたるCore MIDIに対応するアプリケーションと、MIDI端子を搭載する楽器などとの間でやりとりができる。つまり、App Storeで提供されるCore MIDI対応アプリからMIDI対応楽器を演奏したり、逆にMIDI端子を搭載した電子ピアノや電子ドラムからアプリへ入力したりできる。
iOS 4.1以降で動作し、対応モデルはiPhone 4/iPhone 3GS/iPad 2/iPod touch(第3世代、第4世代)。大きさは45.8×11×30mmで、重さは11g。
またヤマハでは、「i-MX1」に対応したアプリケーション8タイトルを公開した。App Storeからダウンロードできる。
公開されたアプリは、「Faders」「Faders & XY Pad」「Keyboard Arp & Drum Pad」「Voice Editor Essential」「Multi Editor Essential」「Performance Editor Essential」「Set List Organizer」「TNR-i」の8タイトル。
このうち、スライド式ボリューム&モジュレーションコントロールアプリ「Faders」については無料となり、メディアアーティストの岩井俊雄とヤマハが開発した電子楽器「TENORI-ON」を模したアプリ「TNR-i」は2300円となる。いずれもiPhone/IPod touch/iPadで利用できる。
残り6つのアプリはiPad専用で、価格はいずれも450円となる。「Faders & XY Pad」は、8つのフェーダーとXYパッドによる直感的な音楽作成が可能な電子楽器アプリ。「Keyboard Arp & Drum Pad」は、アルペジエーター機能を搭載し、ドラムパッド入力に対応したアプリ。「Voice Editor Essential」は、ヤマハ製シンセサイザーの音色編集アプリ。「Multi Editor Essential」は、iPad上でヤマハ製シンセサイザーのソングとパターンのミキシングができるアプリ。「Performance Editor Essential」は、ヤマハ製シンセサイザーのミックスダウン時にイコライザー処理がかけられるアプリ。「Set List Organizer」は、ライブ演奏時に必要なセットリスト(演奏順)を編集できるアプリとなる。
TNR-i |
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(津田 啓夢)
2011/6/20 15:54
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