日本マイクロソフト、Office 2010 SP1やSharePoint 2010 SP1を提供開始


 日本マイクロソフト株式会社は29日、最新のオフィススイート「Office 2010」において、過去に提供した更新プログラム(パッチ)などを集積して提供する「Office 2010 Service Pack 1(SP1)」を提供開始した。同社のダウンロードセンターでダウンロードできるほか、Microsoft Updateでも配信されている。また、コラボレーション製品「SharePoint 2010」向けのSP1も、提供が開始された。

 Office 2010 SP1では、これまで公開されてきた更新プログラムを収録しているほか、未リリースの修正も含んでおり、安定性、パフォーマンスおよびセキュリティが強化されるとのこと。

 また「OneNote 2010 SP1」において、SharePointやWindows Live SkyDriveとの同期機能を強化。「Outlook SP1」でも、正式サービスが開始されたクラウドサービス「Office 365」への対応が行われている。

 一方のSharePoint 201011 SP1では、Internet Explorer 9(IE9)のサポート強化などに加え、バックアップと復元の機能が追加され、削除したサイトコレクションおよびWebを復元できるようになった。


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(石井 一志)

2011/6/30 12:03