Apple、Windows用「iCloud」コントロールパネルを公開


 Appleは12日(米国時間)、クラウドサービス「iCloud」にWindows PCを対応させるためのソフトを公開した。同社のサイトから無料でダウンロードできる。対応OSはWindows 7/Vista(SP2)で、Windows XPには対応していない。

 iCloudは、ユーザーが保有するコンテンツなどをオンラインストレージに保存し、iOS 5搭載のiPhone/iPad/iPod touchやMac、Windows PC間で自動的に同期するサービス。無料で5GBのオンラインストレージが利用できる。

 Windows PCをiCloudに対応させるためのソフトをインストールすると、コントロールパネルが使えるようになり、メール、アドレスデータ、カレンダーとタスク、ブックマーク(Internet Explorer)、フォトストリームを同期するための設定を行える。

 なお、iCloudのEメール、連絡先(コンタクト)、カレンダーにアクセスするには、Outlook 2007または2010が必要。また、ブックマークにアクセスするためには、Safari 5.1.1またはInternet Explorer 8以降が必要となる。


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(増田 覚)

2011/10/13 14:51