Macとの同期に対応した「Winamp for Android 1.2」公開、有料でFLAC再生も


 米AOLは26日、楽曲管理・再生アプリ「Winamp for Android 1.2」を公開した。Android 2.1以上に対応しており、Android Marketから無料でダウンロードできる。Macとの同期が可能になったほか、有料アップグレードの「Winamp Pro Paid Upgrade」によってFLAC再生に対応するなど、多くの機能追加が行われている。

有料アップグレード「Winamp Pro Paid Upgrade」を適用した「Winamp for Android 1.2」(Winamp公式ブログより画像転載)

 このバージョンでは、まだベータ版ではあるが「Winamp for Mac Sync Beta」とのシンクロ機能が利用できるようになった。Mac SyncはMac OS X 10.6以上に対応するソフトで、これによって、MacのiTunesまたはデフォルトミュージックフォルダとワンクリックでシンクロできる。「Keep Updated」オプションを選択していれば、そのフォルダに追加された新しい楽曲ファイルやプレイリストをいつでもシンクロさせておくことができる。また、同じWi-Fiネットワークに接続されていれば、一度設定しておくことによって、その後はWi-Fiでシンクロを行うことも可能だ。

Mac OS X用の「Winamp for Mac Sync Beta」(Winamp公式ブログより画像転載)

 さらに今回初めて、無料版ソフトに有料の機能アップグレードを追加できるようになった。追加される機能は、ロスレスコーデックのFLACファイルの再生、ホーム画面のカスタマイズ、10バンドグラフィックイコライザー、クロスフェード、ギャップレス再生、フォルダのブラウズ、Android端末に保存してある楽曲をもとにしたラジオ局のパーソナライズドレコメンデーション、任意URLのストリーミング再生などだ。アップグレード価格は4.99ドルで、「Settings」メニューの「Go Pro」から追加できる。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/10/27 11:33