日本のスマホユーザーはアプリ導入数が最多、Googleが30カ国の調査結果公開


調査結果はサイト「Our Mobile Planet」で確認できる

 グーグル株式会社は27日、世界30カ国で3万人のスマートフォンユーザーを対象に実施した、スマートフォンに関する行動・意識調査の結果を公開した。

 調査は2011年3月~7月に、調査会社のIpsosおよびモバイル広告業界団体のMobile Marketing Associationと共同で、世界30カ国で実施したもの。サンプル数は米国が6000、ドイツ、英国、フランス、日本が2000、インドネシアとマレーシアが500、その他の国が1000。

 グーグルでは日本のスマートフォンユーザーの特徴として、インストールしているアプリは平均45個で30カ国中最多、毎日4回以上モバイルインターネットを利用していると回答した割合が68%でアジア最多、スマートフォンで商品を購入した経験のあるユーザーが45%で、米国、英国、ドイツの約2倍であることなどを挙げている。

 一方、日本のスマートフォン普及率は6%で、調査国中で最も低い。調査ではスマートフォンは「OS、タッチスクリーン、大画面またはフルキーボードを搭載した携帯電話」と定義されており、調査結果には「日本のスマートフォン普及データにはフィーチャーフォンは含まれない」という注釈が記載されている。

 Googleでは、調査結果をインタラクティブに見ることができるサイト「Our Mobile Planet」を公開している。サイトでは、調査項目や対象国などをユーザーが指定することでグラフが作成でき、グラフの画像やデータのCSV/Excelファイルをダウンロードすることもできる。


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(三柳 英樹)

2011/10/27 19:00