札幌学院大学の「Windows Live@edu」が復旧


 札幌学院大学は11日、マイクロソフトの教育機関向けサービス「Windows Live@edu」で発生していた障害が復旧したと発表した。

 札幌学院大学では、教育機関向けのHotmailからWindows Live@edu(Outlook Live)への移行を進めてきたが、その作業中に障害が発生。4月6日から一部のアカウント、4月9日からはすべてのアカウントが利用できない状態となっていた。

 11日午前11時23分に、アカウントおよびユーザーデータの復旧作業が完了したという報告が日本マイクロソフトからあり、札幌学院大学では全アカウントのパスワードリセットを開始。午後4時40分にリセット作業が完了し、全アカウントの利用が可能になった。

 メールボックスに保存されていたメールやSkyDriveなど、ユーザーのデータについては復元が終了しているが、障害発生時から復旧までの間に送られてきたメールについては、送信者にエラーとして返信されているため、受信できないという。また、復旧に伴ってパスワードを変更しているため、新しいパスワードについては学内の情報ポータルを通じて利用者に個別に通知している。


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(三柳 英樹)

2012/4/12 12:44