「Facebookクーポン」が日本でも利用可能に


 Facebookは13日、Facebookページ運営者が発行できる「Facebookクーポン」(英語名:Offers)の提供を開始した。米国ではすでに開始していたが、日本でも一部のユーザーから徐々に利用可能となった。

 Facebookクーポンは、Facebookページを運営する事業者が、自身のコミュニティへ割引クーポンやプロモーション情報を共有できる機能。Facebookページのほかニュースフィードを通じて提供できるほか、スポンサー記事としての配信も可能。

 事業者がクーポンを作成するには、自身のFacebookページのタイムラインの上部にある共有ツールで「クーポン」を選び、割り引き条件と有効期限を設定する。クーポンの作成にかかる費用は無料。

 事業者はFacebookのアクセス解析ツール「インサイト」において、クーポンの入手数を確認できる。クーポンを発行可能となった事業者には、自身が管理するFacebookページの投稿ツールにクーポンを選ぶオプションが表示される。

 クーポン入手方法としては、PCで入手した場合はアカウント登録しているメールアドレスに届く。また、モバイル端末で入手した場合は、クーポン画面を店頭で提示することでも利用できる。

 なお、Facebookは2011年6月以降、日本でチェックイン機能と連動したクーポンサービス「チェックインクーポン」(英語名:Check-In Deals)を提供している。Facebookクーポンはチェックインが不要で、Facebookページなどでも発行できる点が特徴だ。


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(増田 覚)

2012/4/13 14:25