DropboxのiOSアプリ最新版、写真の自動アップロードやギャラリー表示に対応


 米Dropboxは14日、iOS版アプリをアップデートし、App Storeで公開した。iOS4.0以降に対応し、バージョンは1.5。日本語版も用意される。

 今回のVer.1.5では、Android版アプリではすでに利用できる写真・動画の自動アップロード(Wi-Fi、携帯回線双方に対応)、アップロードした写真・動画をギャラリー表示で閲覧する機能が追加された。

 また、写真・動画を自動アップロードする設定にした場合は、500MBずつ、最大3GBまでの保存容量をボーナスとして提供する。

 操作性も向上した。複数のファイルを一度に選択し、移動・削除できるようになったほか、アップロードする際のファイルサイズ制限も撤廃されている。

 なお、Dropboxが開発者向けに送信したメールの中で、「Public」フォルダを廃止する方針を示していることが明らかになった。開発者がDropboxフォーラムにて公開したメールの文面によれば、7月31日以降、「新規Dropboxアカウントの中にパブリックフォルダは作成されない」としている。ただし、「既存アカウントのパブリックフォルダは引き続き利用できる」としている。今後ファイルを共有する場合は、パブリックフォルダではなく、4月に導入されたファイルやフォルダのリンクによる共有機能を利用するよう推奨している。



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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/6/18 06:00