フリービット、Android端末をIPv6対応させるブラウザー「ServersMan Web」
ServersMan Web起動画面 |
フリービット株式会社は25日、インストールするだけでIPv6サイトの閲覧が可能になるAndroid向けウェブブラウザー「ServersMan Web」を公開した。Google Playから無料でダウンロードできる。利用にはFacebookアカウントが必要。
ServersMan Webは、IPv4ネットワーク上に仮想IPv6ネットワークを構築するEmotionLink ActiveNodeテクノロジーを利用し、インストールするとブラウザー自体にIPv6アドレスが割り当てられ、IPv6サイトが閲覧できるブラウザー。
WebKitをベースにブラウザーエンジンを独自開発し、IPv4とIPv6のハイブリッドルーティングを可能にしており、どちらのプロトコルでアクセスしているかを画面表示や振動(オプション設定)によって確認できる。
現時点では数が少ないIPv6対応サイトの情報を共有するための、ソーシャルブックマーク機能も搭載。アドレスバーの右側にある星型のマークをタップするとブックマークでき、ブックマークしたサイトは他のユーザーのブックマークとともにトップページに表示される。
また、IPv6での接続はグローバルアドレスを用いた通信となるため、セキュリティ面での対策として、4段階でレベルを設定できるネットワークフィルタリング機能も備えている。
フリービットでは、ServersMan Webは単なるウェブブラウザーではなく、IPv6を利用するための総合的な環境となっており、順次これらの環境をユーザーに開放していく予定としている。
IPv6ページ表示画面 | ソーシャルブックマーク表示画面 | ネットワークフィルター設定画面 |
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(三柳 英樹)
2012/7/25 14:00
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