PS Vitaがシステムアップデート、メールアプリ追加やPCとの無線接続など


 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は20日、ポータブルゲーム機「PlayStation Vita(PS Vita)」のシステムソフトウェアのアップデートとなる、バージョン2.00を公開した。

 バージョン2.00では、各種コンテンツやシステムサービスが利用できる定額制サービス「PlayStation Plus」の利用に対応したほか、メールクライアントの「Eメール」アプリを追加するなどインターネット関連の機能も強化した。

 「Eメール」アプリは、最大5アカウントまでの複数メールアカウントに対応し、GmailやYahoo!の簡単アカウント設定機能を搭載。画像ファイルの添付に対応する。

 標準搭載のブラウザーについては、ゲームを中断せずにブラウザーを起動できるようになり、ウェブページの表示速度を改善するとともに、HTML5やJavaScriptの対応を強化。ページ中の小さなリンクやボタンをタッチしやすくするポインター機能や、表示しているページをツイートする機能を追加した。

 これまではUSB接続で行なっていたPCとPS Vita間のコンテンツ管理機能については、無線LANによる接続に対応。また、PCやPS3でフォルダー管理している写真やビデオを、フォルダーごとPS Vitaにコピーできるようになった。

 このほか、「マップ」アプリでは天気情報の表示に対応。お知らせ通知については表示をアプリケーションごとに設定する機能の追加などが行われている。


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(三柳 英樹)

2012/11/20 16:03