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「Google Chrome 26」公開、スペルチェック機能を強化

 Googleは26日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の最新版安定版となる「Google Chrome 26」(バージョン26.0.1410.43)を公開した。Windows版、Mac版、Linux版と、Internet Explorer向けプラグインのChrome FrameがGoogleのサイトからダウンロードできる。既存ユーザーの場合は自動的にアップデートが適用される。

 Google Chrome 26では、スペルチェック機能を強化。スペルチェック機能は現時点で日本語には対応していないが、新たに韓国語、タミル語、アルバニア語に対応するとともに、各国語の辞書を更新。登録した単語の端末間での同期が可能となり、文脈から正しい単語の候補をGoogleに問い合わせて表示する「Ask Google for suggestions」機能が英語で利用可能となった。

 セキュリティ面では、CVE番号ベースで計11件の脆弱性を修正。うち2件の脆弱性は危険度が上から2番目に高い“High”と判定されており、Web Audio関連の脆弱性については報告者に1000ドルの報奨金が支払われている。

(三柳 英樹)