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ネットギア、ビジネス向けデスクトップ型NASの新モデル

 ネットギアジャパン合同会社(ネットギア)は27日、NAS製品群「ReadyNASシリーズ」において、デスクトップ型の新モデルを、4月中旬より販売開始すると発表した。中小規模向けの6ベイモデル「ReadyNAS 516」と、小規模向けの4ベイモデル「ReadyNAS 314」、6ベイモデルのベアボーンタイプ「ReadyNAS 316」を提供する。

ReadyNAS 516
ReadyNAS 314

 ReadyNAS 516/314/316は、中小企業向けに提供されるデスクトップ型NASの新モデルで、操作性が向上した新しい「ReadyCLOUD」ユーザーインターフェイスによって、簡単にセットアップできる点が特長。またプリインストールされているReadyDROP、ReadyDLNA、ReadyNAS Remoteといった機能と連携することにより、オフィスに設置されたNASに対して外部からアクセスできるようになる。

 また、無制限スナップショットやクラウド管理レプリケーション、リアルタイムアンチウイルスといった機能を無償で利用可能。従来は高価なエンタープライズNASでしか使えかったデータ保護を、安価かつ手軽に実現するとした。

 さらに、eSATA接続の5ベイ拡張ユニット「EDA500」を用意し、容量を最大84TB(ReadyNAS 516の場合)まで拡張できるようにしている。拡張はオンラインで行えるため、システムの停止は不要とのこと。

 RAIDは0/1/5/6/10やJBODに対応しており、シンプロビジョニングもサポート。CIFS/NFSによるNASとしての利用以外に、iSCSI SANにも対応する。

 想定販売価格は、ReadyNAS 516の12TBモデル(2TB×6)が67万2000円、18TBモデル(3TB×6)が84万円、24TBモデル(4TB×6)が99万7500円。ReadyNAS 314は、4TBモデル(1TB×4)が26万2500円、8TBモデル(2TB×4)が38万8500円、12TBモデル(3TB×4)が51万4500円、ReadyNAS 316はベアボーンタイプ(6ベイ、ディスク別売)のみで14万7000円。EDA500(5ベイ、ディスク別売)は8万4000円となっている。

(石井 一志)