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バッファロー、2.4/5GHz帯がそれぞれ最大300Mbps、同時使用対応Wi-Fiルーター

「WZR-600DHP2」

 株式会社バッファローは、IEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LANルーター(親機)「WZR-600DHP2」を5月上旬より発売する。無線LAN部は2.4/5GHz帯の同時使用に対応し、最大通信速度はともに300Mbps。価格は1万500円。

 IEEE 802.11b/g/nが使う2.4GHz帯と、IEEE 802.11a/nの5GHz帯の同時無線通信に対応したモデル。使用する端末(子機)の種類や電波の混み具合などに応じて、2種類の無線LANを使い分けられる。最大通信速度はどちらの規格とも300Mbps。また、電波出力性能を高めた「ハイパワー設計」のモデルのため、より広い範囲での無線LAN使用が可能という。

 無線LANのセットアップ規格は、WPSおよびAOSS2をサポートする。AOSS2を利用する場合は、LANの接続設定だけでなく、ルーターとインターネットの接続設定もスマートフォン/タブレットだけで完結させられる。アプリのダウンロードも不要。

 有線LAN部はギガビット対応。有線ポートはWAN側×1ポート、LAN側×4ポートいずれも1000BASE-Tとなっている。このほか、USB端子を1ポート装備。これにより、ハードディスクなどを接続して簡易NASとして使ったり、USBプリンターをLAN内で共有できる。

 本体の大きさは28×185×196mm(幅×奥行き×高さ。アンテナなど突起部を除く)、重量は約520g。付属品はスタンド、ACアダプターなど。

背面
別売りハードディスクなどを接続すれば、簡易NASとしての利用も可能

(森田 秀一)