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3人に1人が「友人に知らせないSNSがある」、4割がリアルと人格使い分ける

 トレンド総研は19日、「SNS上の人格事情」をテーマにした調査結果を公表した。それによれば、3人に1人以上が「友人・知人に利用していることを伝えていないSNSがある」と答えていたという。調査は3月8日から11日までインターネット経由で実施し、20〜30代の男女300人から有効回答を集めた。

 アカウントを持っているSNSではTwitterが89.3%と最も多く、以下はFacebookが69.0%、mixiが62.0%と続いた。日常的に使っているSNSではTwitterが74.0%、Facebookが60.3%、mixiが37.0%と、アカウント所有率と同じ順番だったが、mixiのアクティブ利用率の低さが目立ったとしている。

 SNSと実際でキャラクターを使い分けているかという質問については、「意識的に使い分けている」人が25.3%、「無意識のうちに変わっている」人が16.3%と、4割以上が人格を使い分けていた。「意識的に使い分けている」人にSNSの種類ごとに人格を使い分けているかを聞いたところ、66.7%が「使い分けている」と回答した。

 このほか、周囲にSNSと実際で人格を変えている人がいるかを聞いたところ、36.7%が「いる」と回答。「いる」と答えた人にSNSと実際で人格が異なる人への印象を聞いたところ、「普通だと思う」が38.2%、「その人の本心を知ることができると思う」が24.5%、「面白いと思う」が21.8%と好意的な意見が多い一方で、「どちらが本性なのか分からなくなる」という人も30.9%に上った。

(増田 覚)