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セキュリティ新サービス「McAfee LiveSafe」、台数無制限、顔・音声認証対応

 マカフィー株式会社は15日、個人ユーザー向けのセキュリティサービス「McAfee LiveSafe」を6月より提供すると発表した。

 LiveSafeは、Windows PC、Mac、Android/iOSスマートフォン/タブレットといったデバイスに、ウイルス対策、マルウェア対策、スパム対策などのセキュリティ機能を台数無制限で提供するもの。ユーザーが所有する複数デバイスをウェブベースのダッシュボードから一元的に管理でき、デバイスの紛失・盗難時に対応するための位置特定/ロック/ワイプ機能も提供する。

「McAfee LiveSafe」のダッシュボード

 金融機関の記録、運転免許証やパスポートの情報など、個人の機密情報を保管しておけるクラウドベースの「McAfee Personal Locker」も提供。ユーザー認証には、デバイスの認証技術や、業界で初めてだというコンシューマー向けの顔・音声認識技術を採用しており、安全に保管できるとしている。ユーザー名/パスワードを保管しておき、ワンクリックでログインできるようにする機能も備える。

 LiveSafeは、当初は特定メーカーのPC/タブレットの購入時にあわせて提供され、まずは6月14日からDellが販売するPCおよびUltrabookにプリインストール。追って小売店を通じた単体販売を開始するが、日本での価格および小売店での販売開始時期については未定。

(永沢 茂)