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サイバーが新会社「7gogo」、堀江氏と著名人グループトークアプリ開発へ

 株式会社サイバーエージェントは3日、著名人の公開グループトークアプリを開発する新会社「株式会社7gogo」(ナナ・ゴーゴー)を設立した。代表取締役にはサイバーエージェントの藤田晋社長が就任し、「ファウンダー」として堀江貴文氏を迎える。社名は堀江氏の囚人番号が「755」だったことに由来しているという。

 7gogoが手がけるアプリは、著名人同士が特定のテーマに基いてやりとりするテキストや画像を閲覧できるというもの。ユーザーは著名人同士の意見交換に参加することはできないが、ユーザー同士で感想を言い合える。

 サービス開始当初は、起業家や芸能人、モデルなどが参加し、約30のトークを展開する。アプリは無料で、iOSおよびAndroid向けに今夏公開する。リリース後1年間で利用者100万人を目指す。

 7gogoの資本金は500万円。出資比率はサイバーエージェントが50%、子会社のSNS株式会社が50%。ファウンダーとして迎える堀江氏はSNSの株主でもあり、7gogoには設立者の1人として参画。サービスの企画にもかかわる。

 7gogoのサイトでは「堀江貴文氏仮釈放後第1弾プロジェクト」と銘打ち、創業メンバーを募集しており、「元ライブドアの方もWelcome!」と呼びかけている。サイバーエージェントによれば、当初は4〜5人のスタッフを採用する予定だという。

(増田 覚)