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東芝、手書きアプリなど盛り込んだ10.1型Androidタブレット

 東芝は、Androidタブレット「レグザタブレット AT703」(AT703/58J)と、「レグザタブレット AT503」(AT503/38J)を6月21日に発売する。店頭実売価格は、AT703は9万円前後、AT503が5万円前後。

 「AT703」と「AT503」は、Android 4.2を搭載したWi-Fiタブレット端末。3G通信には非対応。いずれも10.1型ディスプレイとなるが、ディスプレイの解像度やCPUなど仕様が異なっている。

 「AT703」にはBluetoothキーボードも同梱され、ディスプレイを覆うカバーとしても使える。また、ペン入力を想定し、デジタイザーペンも同梱される。ディスプレイとペン先の摩擦抵抗を調整し、独自の筆跡予測エンジンを搭載するほか、手書きノートアプリ「TruNote(トゥルーノート)」をプリセットしている。文字や図形の手書き検索や、書き込んだ手書き文章や図形をオフィス形式に変換する機能、Webサイトの画像を必要な部分だけ貼り付ける機能などが用意されている。

 「AT703」は、10.1インチ、2560×1600ドットの TFTカラー PixelPure LED液晶を搭載する。CPUは、NVIDIA製のTegra 4を採用し、クロック周波数は、4-PLUS-1のクアッドコアの最大1.8GHzとなる。メモリは2GBで、内蔵フラッシュメモリは32GB。外部メモリとしてmicroSDカードスロットが利用できる。メインカメラは約800万画素、サブカメラは約120万画素。バッテリー駆動時間は約9.5時間。大きさは約260.7×178.9×10.5mm、重さは671mm。

 「AT503」は、同じ10.1インチながら解像度は1280×800ドットとなる。CPUは、1.4GHz、4-PLUS-1のクアッドコア、NVIDIA製Tegra 3を採用する。メモリ1GBで、内蔵ストレージは32GB。外部メモリとしてmicroSDカードスロットに対応する。カメラは300万画素と120万画素の2つ。バッテリー駆動時間は約11.5時間。大きさは約260.7×178.9×10.3mmで、重さは約600g。

(津田 啓夢)