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WebMoney、MasterCard加盟店でも使えるプリペイドカードを5月14日提供開始

 株式会社ウェブマネー(WebMoney)は、株式会社クレディセゾン、米MasterCardと共同で、WebMoney加盟店とMasterCard加盟店の両方で利用できるプリペイドカード「MasterCardプリペイド付きWebMoney Card」(以下、WebMoney Card)の提供を5月14日に開始する。

WebMoney Card
WebMoney Card Lite

 WebMoney Cardは、電子マネーのWebMoney加盟店での利用に加えて、リアルおよびネットのMasterCard加盟店でクレジットカードと同様に使うことができるプリペイドカード。事前にチャージした金額の範囲内で利用するプリペイド形式で、クレジットカードのような審査がなく、誰でも申し込みが可能。インターネットと実店舗の両方の加盟店で利用できるプリペイドカードとしては、日本で初めて発行されるカードだとしている。

 なお、MasterCard加盟店のうち、高速道路、ガソリンスタンド、公共料金、携帯電話など、一部の加盟店では利用できない。

 カードの申し込みは、専用スマートフォンアプリ「WebMoneyカードケース」(iOS/Android対応)から行う。アプリでは、残高管理やオンラインチャージ、紛失時の再発行手続きなどを行える。

 利用できるカードは「WebMoney Card」と「WebMoney Card Lite」の2種類。「WebMoney Card」は、申し込み時に本人確認が必要で、カード名義が本人、MasterCardは残高の範囲内で利用が可能。「WebMoney Card Lite」はカード名義が固定表記(WEBMONEY USER)、MasterCard利用の上限額が3万円/日、5万円/月となる違いがある。

 両カードとも、チャージ方法はWebMoneyプリペイド番号によるチャージ、クレジットカードによるチャージ、auショップで現金によるチャージに対応。チャージ上限額は10万円まで。WebMoneyの利用上限額は残高の範囲内。

(三柳 英樹)