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Google ドライブから、Windows/Macデスクトップアプリを起動可能に
Chrome拡張機能を提供開始
(2014/11/6 11:20)
米Googleは5日、Chromeブラウザーで開いたGoogle ドライブ上のファイルを、WindowsまたはOS Xのデスクトップアプリケーションで直接開けるようにしたと発表した。対応するChrome拡張機能が数日程度で公開されるとしている。この機能を利用するには、Google ドライブのWindows版・Mac版アプリの最新バージョン「1.18」をインストール、同期している必要がある。
Google ドライブ公式ブログでは、利用する様子をGIFアニメーションで説明している。
Google ドライブにあるファイルを右クリックし、メニューの「アプリで開く」にカーソルを合わせると、そのファイル形式に対応したデスクトップアプリケーションの一覧が表示され、選択することでそのまま開くことができる。
対応ファイル形式は50種類。画像、動画、音声、ソースコード、Microsoft Officeドキュメント、PDF、Adobe Photoshop/Illustrator、RAW形式などさまざまだ。起動するデフォルトアプリケーションを設定することもできる。
発表文の中でGoogleは、想定されるアプリケーションとして「高度な画像およびビデオ編集ソフト、会計・税務ソフト、3Dアニメーションとデザインツール」を挙げているが、Microsoftなどと競合しているオフィススイートについてはあえて触れていない。
この新機能は、単に一手間を省く以上に役立つかもしれない。クラウドとローカルの区別が曖昧になると、どこで開いたファイルかが分からなくなることはよくあることだ。しかし、Google ドライブから直接デスクトップアプリケーションを開き、編集・保存すれば、ファイルを同期し忘れることはないだろう。小さな機能追加だが、チームで仕事をしている場合には大きなメリットになるかもしれない。