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InstagramがTwitterを超えた、月間アクティブユーザーが3億人に

有名人の認証アカウント提供も開始へ

 米Facebook子会社の米Instagramは10日、「Instagram」の月間アクティブユーザーが3億人を超えたと発表した。Twitterの月間アクティブユーザー2億8400万人を超えたことになる。

 Instagram CEOのKevin Systrom氏は「過去4年の間に、夢を抱いた友人2人が始めたものが、今や7000万人以上が写真やビデオを毎日共有する国際的なコミュニティへと成長した」と感慨深げにコメントしている。

 Instagramの統計ページによると、Instagramの月間アクティブユーザーは3億人、米国以外の利用者は7割、共有される写真は300億、毎日の「いいね!」数は25億としている。

 この発表に合わせ、Instagramは認証アカウントの導入とスパム対策の強化を発表した。

 認証アカウントは、「公人、有名人、グローバルブランド」が、“なりすまし”ではなく、確かに本人のアカウントであることを認証するためのもので、認証されるとバッジが表示される。この機能は数日以内に開始される。

 現時点で、個人的に認証アカウントの申し込みはできない。該当者に対してInstagram側から通知される。そのため、なりすましなどを防ぎたい場合には、自分の公式ウェブサイトやFacebookページ、Twitterアカウントから自分のInstagramプロフィールにリンクすることを推奨している。

 さらにスパムアカウント対策も強化する。これまでInstagramはスパムアカウントを無効化することで対処していた。今回、それをさらに進め、スパムアカウントを「永久に削除する」とした。

 これにより、場合によってはフォロワー数が一時的に減少する場合があるという。この理由でフォロワー数が減少した場合、対象となる一部ユーザーにはアプリから通知されると説明している。

(青木 大我 taiga@scientist.com)