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家計簿アプリ「Zaim」、給付金や医療費控除が受けられそうなデータを自動抽出する新機能

 株式会社Zaimは16日、オンライン家計簿アプリ「Zaim」の新機能として、「わたしの給付金」および「わたしの医療費控除」の提供を開始した。Zaimに登録した収支データをもとに、受け取れる可能性のある給付金、税額控除を自動抽出してくれる。基本機能は無料だが、詳細確認や集計フォーム出力などの機能を利用するにはプレミアム会員登録が必要。

 「わたしの給付金」機能では、国や地方自治体による給付金に関連のありそうな家計データを自動抽出する。一例として、高額医療費制度や特別疾病患者福祉手当などが対象。なお、給付金の有無は居住地によって大幅に異なるため、当初は東京23区および神奈川県横浜市・川崎市に在住しているユーザーのみを対象とする。2月以降は、その他県庁所在地を中心に対応を拡大していく予定。また、利用にあたっては年収や世帯構成などの情報を追加登録する必要がある。

 一方の「わたしの医療費控除」機能は、全国のユーザーが利用可能。税金の医療費控除を受けるための目安となる10万円に支払額が達しているか、簡単に把握できる。プレミアム会員に登録していれば、控除申請用集計フォームの自動作成機能も利用可能。

 「わたしの給付金」「わたしの医療費控除」は、Zaimのアプリ版(iOS/Android)およびウェブ版どちらからも利用できる。

(森田 秀一)