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昭文社、PC用地図ソフトの新版「スーパーマップル・デジタル16」、スマホ連携を強化

 株式会社昭文社は、PC用地図ソフトの新バージョン「スーパーマップル・デジタル16」を7月3日に発売する。価格(税別)は、全国版が1万4500円、東日本版が8500円、西日本版が8500円、関東甲信越版が5500円。このほかライセンス販売も行う。

「スーパーマップル・デジタル16」

 最適なルートを検索するプランニング機能を搭載。出発地・目的地を設定し、車、徒歩それぞれ最適なルートを表示する。別途、経路検索ソフトを利用すれば、鉄道のルートを含めた検索が可能。また、ルートは一方通行・右折禁止など交通規制を反映。距離、所要時間、標準的な経費(料金)を算出する。徒歩の場合は、横断歩道など歩行者専用ルートを考慮して検索する。

 また、ユーザーが持つ顧客管理情報などのExcelデータを地図上に展開できる「簡易エリアマーケティング機能」を搭載。分布図や円グラフ、棒グラフなどのグラフを表示でき、エリアと結び付いた状況を確認できる。法人ユーザーには、ユーザーごとにソリューションを提供する「MappleG-SDK」も提供する。

 iOS/Android端末向けアプリを強化。PCで編集したポイント(位置)情報をスマートフォン/タブレットで持ち出し可能。Android版ではすでに対応していた、モバイル端末上でのポイント情報編集にiOS版も対応した。また、駅や住所に加えて飲食店の検索や、現在地から目的地までの方向確認がオフラインで利用可能。

iPhoneでのポイント編集が可能に
Excelデータとマップを連動させて、簡易的なエリアマーケティングに利用できる

(山川 晶之)