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「明治日本の産業革命遺産」のストリートビュー公開、松下村塾の屋根裏部屋までも

 グーグル株式会社は5日、世界遺産登録が決定した「明治日本の産業革命遺産」の「ストリートビュー」を公開したと発表した。

韮山反射炉

 8県11市にまたがる23の構成資産のうち、17の構成資産について、 23施設を新たに撮影。端島炭坑(軍艦島)などすでにストリートビュー化していた5施設と合わせ、28施設をストリートビューで閲覧できるようにした(下記リストの※はすでに公開されていた施設)。

 28施設のストリートビューは、ウェブサイト「Google マップビュー」内のストリートビューコレクション「明治日本の産業革命遺産」としてまとめられている。

「明治日本の産業革命遺産」のストリートビューコレクション
新規公開施設の1つ「松下村塾」。通常は立ち入りが禁止されている室内も許可を得て撮影。吉田松陰が授業をしていた部屋や、寝泊まりしていたといわれる屋根裏部屋もストリートビュー化されている
「松下村塾」の2Fのストリートビューは、吉田松陰が休憩していたと伝えられる屋根裏部屋

(永沢 茂)