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Googleのパノラマ撮影用アプリが刷新、名称は「ストリートビュー」に変更

 Googleは4日、ストリートビュー閲覧およびパノラマ撮影用アプリをリニューアルした。アプリ名称が「Photo Sphere」から「ストリートビュー」に変更されたほか、掲載画像の撮影者が明示的に区別されるようになった。対応OSはiOS/Android。

「ストリートビュー」アプリの利用イメージ(Google Japan Blogより引用)

 「ストリートビュー」アプリは、「Google マップ」とは異なる別アプリ。観光名所、博物館、飲食店などさまざまな施設で撮影されたパノラマ画像が探しやすいユーザーインターフェイスを採用している。また、一般ユーザー自身がパノラマ画像をスマートフォンで撮影し、投稿することも可能。

 リニューアル後は、アプリ内で表示されるストリートビューおよびパノラマ画像が誰によって撮影されたものか明示されるようになった。これにより、Googleが撮影したか、あるいは一般ユーザーや代理店が撮影したか分かるため、信ぴょう性などをユーザー側で類推できる。

 なお、アプリ内で掲載される画像のプライバシー処理については、撮影者によって対応が異なる。Google撮影分については、人の顔や車のナンバープレートなどへのぼかし処理を引き続き行う。一方、Google以外の一般ユーザーなどが撮影したものは、Google側でぼかし処理を行わないため、撮影や投稿の段階での配慮を求めている。

 このほか、2015年8月に開催された「青森ねぶた祭」でのストリートビュー撮影データが公開された。

(森田 秀一)