MicrosoftがAndroid向けランチャーアプリ提供開始、よく利用するアプリや人物、情報などを最適化したホーム画面を構築

　米Microsoftは28日、Android向けランチャーアプリ「Arrow」を提供開始した。対応しているUIは、英語と中国語繁体字・簡体字だが、日本のGoogle Playストアでも無料でダウンロード可能。

ユーザーの使用状況に合わせてアプリを配置する「Apps」

ユーザーにとって重要な人物をリストアップする「People」

直近で使用したアプリやファイルにアクセスできる「Recent」

メモやToDoを直接管理できる「Notes & reminders」

　シンプルなデザインを採用し、軽快な動作を実現。利用頻度が高いアプリや、よくやり取りする人物・ファイルなど、ユーザーの利用状況をベースにパーソナライズしたホーム画面を構築する。これにより、ユーザーがカスタムすることなく重要性の高い情報に簡単にアクセスできるようになる。

　ホーム画面は、ユーザーの使用状況に合わせて自動的にアプリを配置する「Apps」、最もアクセスする人物を自動的にリストアップする「People」、直近で使用したアプリや画像、データなどのファイルをリストアップする「Recent」、メモやToDoリストをホーム画面上で作成・管理できる「Notes & reminders」で構成される。スクリーンの表示枚数は設定で変更できる。

　ドック部分を上にスライドすると、ユーザーがお気に入りに指定したアプリ（Arrow初回起動時に設定）が表示されるほか、機内モード、Wi-Fiボタン、Bluetoothボタン、内蔵LEDボタン、画面輝度変更のスライダーのほか、Arrowの設定ボタンが用意されている。

ドック部分にはユーザーがお気に入り登録したアプリが表示される

　Arrowは、Microsoft社内のアイデアを形にするプロジェクト「Microsoft Garage Project」から生まれたもの。同プロジェクトではこれまでに、Outlookと連携したメッセージアプリ「Send」などをリリースしている。