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Skepe for WebがMicrosoft Edge最新版での音声/動画通話に対応
(2016/4/18 14:02)
Microsoftは15日、Skepe for Web、Outlook.com、Office Online、OneDriveの各サービスで、音声通話、ビデオ通話、グループビデオ通話の機能がウェブブラウザー単体で利用可能になったと発表した。
この機能は、策定中のウェブ標準「ORTC(Object Real-Time Communications) API」に準拠したもの。拡張機能やプラグインなどのインストールなしに、ウェブブラウザー単体で音声通話や動画通話が可能になる。
ただし現在、ORTC APIに対応するウェブブラウザーは、Windows 10のバージョン1511で利用可能なMicrosoft Edgeバージョン13.10586以降のみ。今後、Google ChromeとFirefoxがH.264ビデオコーデックをサポートすれば、これらにも対応予定とのこと。
なお、Skepe for Webなどをほかのブラウザーやアップデート前のEdgeで利用しても音声やビデオによる通話はできない。ただし、拡張機能やプラグインが提供されていれば、利用可能になる場合もある。
なお、画面共有、固定電話や携帯電話への電話といった機能を利用するには、引き続きプラグインなどのインストールが必要となる。