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今年「e-Taxで確定申告」すべき理由とは?
「青色申告特別控除65万円」ゲットへの手順を詳しく解説[前編]
2021年3月19日 14:50
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今年「e-Taxで確定申告」すべき理由とは? 「青色申告特別控除65万円」ゲットへの手順を詳しく解説[前編]
令和2年分(2020年分)の確定申告の時期がやってきた。申告期間は2月16日(火)から4月15日(木)まで。当初の予定では3月15日までとされていたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の緊急事態宣言期間とも重なることを踏まえ、申告会場の混雑回避などの観点から1カ月間延長されたかたちだ。
今回、大幅な税制改正が行われており、所得のあるほとんどの国民は「基礎控除」が38万円から48万円に改正された。個人事業主に影響するのは「青色申告特別控除」の改正だ。2019年分までは、確定申告書は郵送しても、税務署に持参しても、e-Taxで電子申告しても、青色申告特別控除の額は65万円だった。これが2020年分からは、e-Tax以外の提出方式では55万円、e-Taxで提出すると65万円と、控除額に差が付けられた。これまで“e-Taxスルー”をしていた人も、重い腰を上げてe-Taxによる確定申告に切り替えるときが来た。筆者が“e-Tax元年”と位置付けている2020年分の確定申告について、個人事業主がe-Taxで申告を完了させるまでの詳細な手順を解説する。
[目次]
- 今回、青色申告を「e-Tax」に切り換えるべき理由
-e-Taxなら「青色申告特別控除」10万円アップ
-e-Taxでどれだけ節税できる?- 「e-Taxで確定申告」を行う2つの方法と注意点
-「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」
-マイナンバーカードの取得はまだ間に合う?- コロナ禍での「青色申告」のメリットと注意点
-青色申告の代表的な4つの特典
-コロナ禍の「赤字対策」にも有効
-「特別定額給付金」や「持続化給付金」の扱いは?- 「e-Taxで確定申告」完了までの“9つのステップ”とは
- 初めての「e-Taxで確定申告」に、無料で始められるクラウド申告ソフトがお勧め
- 初期設定のポイント【概要】【実践】
- 勘定科目設定のポイント【概要】【実践】- 記帳の手間を大幅削減、クラウド申告ソフトのアグリゲーション機能が便利
- 取引履歴を自動で取り込む方法【概要】【実践】