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テレワークならロボット掃除機! スマホで操作できるから仕事中の掃除も完璧!!
TP-Linkがロボット掃除機に参入! 360度見えるカメラも組み合わせたら、サイコーに便利で面白いゾ
- 提供:
- ティーピーリンクジャパン株式会社
2023年5月22日 06:00
今や国内外のいろいろなメーカーから登場しているロボット掃除機。そんななか、Wi-Fiルーターやスマートホーム機器などで知られるTP-Linkからもロボット掃除機が発売された。
「一体どうして?」と不思議に思わないこともないが、TP-Linkと言えば、スマートプラグやネットワークカメラなど、多くのスマートホーム機器をリリースしていて、この掃除機もその延長、IoT機器としてのロボット掃除機というわけだ。
そしてこのロボット掃除機がテレワークと相性がよいのだ。
すでにロボット掃除機を使っている人の中には、以前は出社している日中にスケジュールで掃除させていたものが、テレワーク中、しかもWeb会議中に掃除機が動き出してしまって困った人もいるだろう。そんなとき、仕事部屋にいたまま掃除機を止めたり、あるいは仕事部屋から離れた部屋だけを掃除させて、出社の日に仕事部屋を掃除できるとしたらどうだろう?
さらに言えば、ダストボックスが満杯になりがちなロボット掃除機が、自動ゴミ収集機能で、最大で2カ月以上ゴミ捨てしなくてもOKになったとしたら? ネットワークカメラも組み合わせることで、外出先からでも掃除の様子をチェックできたとしたら??
テレワークやハイブリッドワークで忙しい日々をこなしているみなさんに、本稿ではそんな“かゆいところに手が届く”多機能ロボット掃除機を紹介していきたい。
水拭き・自動ゴミ収集対応の上位機と、廉価ながらポテンシャル高いエントリー機
TP-Linkが現在発売中のロボット掃除機は全5モデル。最大4200Paというパワフルな吸引力と高精度デュアルナビゲーションシステムを搭載する「RV30」と、さらに自動ゴミ収集機も組み合わせた「RV30 Plus」。エントリーモデルとして、最大2000Paの吸引力を備えた「RV10」と、そこに自動ゴミ収集機を組み合わせた「RV10 Plus」。さらにRV10から水拭き機能を省いた「RV10 Lite」だ。
今回はそのうちフラグシップとなる「Tapo RV30 Plus」(実売価格7万円台後半)と、エントリーモデルの「Tapo RV10 Lite」(実売価格2万円台前半)の2機種を主に紹介したい。それぞれどんな特徴なのか、ざっくり説明すると……。
まずは「Tapo RV30 Plus」。ゴミ吸引だけでなくモップによる水拭きにも対応したモデルで、さらに自動ゴミ収集機もセットになった最上位機種だ。レーザー光で正確な障害物検知を可能にするLiDAR、ジャイロセンサー、落下防止センサーなど複数のセンサーを搭載。室内の間取りを正確に解析・把握することで賢く、効率よく掃除する。
掃除機としての性能の目安となる吸引力は、最大4200Paという強力なもの。ゴミ吸引のレベルは「静音・標準・ターボ・最大」という4段階から選択でき、カーペットを認識すると吸引力を自動でアップさせる「ブースト」機能も用意している。5000mAh容量の内蔵バッテリーで、静音モードなら最大3時間もの長時間駆動が可能だ。広い室内でも途中でバッテリー切れすることなく、一気にきれいにしてくれるだろう。
一方、水拭きは内蔵のタンクにあらかじめ水を入れておき、ロボット掃除機の自重で床を拭き上げる仕組み。水拭きでは3段階の水量レベルを選択でき、畳や木製のフローリングがメインのときは水量レベルをオフにするか少なめに、しつこい汚れが目立つ場面では水量を多めに、といった感じに設定して水拭き掃除ができる。ゴミ吸引と同時に水拭きもできるし、水拭きだけを行うことも可能だ。
掃除を終えるか、バッテリー残量が少なくなるとゴミ収集機を兼ねる充電ステーションに自動的に戻り、充電を開始。それと同時に、ロボット掃除機本体に溜まったゴミを自動でゴミ収集機に吸い上げる。ロボット掃除機側のダストボックスがゴミで一杯になったときに、いちいち取り外してゴミ箱に捨てるような手間は必要なく、そもそも一杯になったかどうかを確認する必要もない。
ゴミは自動収集機に収納されている4Lの大容量紙パックに溜め込まれるので、(室内の散らかり具合や掃除頻度にもよるけれど)数カ月間はゴミ捨て作業を意識することはなさそう。最初から予備の紙パックが1つ同梱されているので、収集機のゴミが一杯になったからといって慌てて追加注文せずに済むのもうれしい。
一方の「Tapo RV10 Lite」は、ゴミ吸引のみに対応するロボット掃除機で、小型の充電ステーションが付属する。ゴミの自動収集機能はなく、水拭き機能もない代わりに、内蔵ダストボックスは800mlとかなりの大容量。吸引力は最大2000Pa、内蔵バッテリーは2600mAhと控えめではあるものの、機能がシンプルなこともあって連続動作は3時間と十分なスタミナを持つ。
障害物検知は主にバンパーによるもので、簡易的とはいえ掃除範囲のマッピング機能も備えている。本体底面には落下防止のためのセンサーが搭載されているから、階段があるようなエリアを掃除するときも心配は無用。カーペットを認識して吸引力を自動で「ブースト」する機能もあり、低価格モデルとは思えない実力を持つ。1ルームの1人暮らしなど、そこまで多機能なロボット掃除機は不要という人にもオススメできる製品だろう。
自由度の高い掃除方法、低騒音でテレワーク中の掃除も完璧
さて、自宅でのテレワークにしろ、時々出社してオフィス勤務するハイブリッドワークにしろ、忙しいビジネスパーソンが仕事の合間に掃除などの家事をこなすのはなかなか難しいことではないかと思う。
せっかくリラックスできる自宅という環境にいるのなら、それを生かして目の前の仕事に可能な限り集中したいものだし、自宅を離れてオフィスや外出先にいることが多いと、当然ながら家事に取れる時間は少なくなる。
そんな風に時間に余裕がないなかで活躍してくれるのが、自動で床掃除してくれるロボット掃除機。……なのだけれど、悩ましいこともある。テレワーク中に自分の近くを掃除されてしまうと動作音がやかましくて仕事に集中できないし、オンライン会議をしているときに掃除が始まってしまうと相手の声が聞き取れなかったり、こちらの騒音が相手の迷惑になったりしかねない。
そこで出番となるのが、掃除のカスタマイズ性が高いTP-Linkのロボット掃除機だ。指定した時間帯や曜日に掃除を自動実行する「スケジュール」機能と、ゴミ吸引・水拭きレベルの組み合わせの豊富さ、そして静音性高く掃除してくれることがポイントとなる。
スケジュール機能はロボット掃除機なら当たり前に備えているものではあるけれど、活用しがいのある機能の1つ。仕事を始める前までの朝の時間帯に、毎日、もしくは決まった曜日だけ掃除することができるし、そのときの吸引力も選べる。「Tapo RV30 Plus」なら水拭きの水量レベルや掃除対象にする部屋・エリアを選択することも可能だ。
たとえば朝は静かに過ごしたいので、吸引レベルは「静音」や「標準」にして、リビングやダイニングではなく、これからテレワークで使うことになる仕事部屋を先に掃除しておく、というのもいいだろう。仕事中の時間帯は、仕事部屋から離れたエリアを対象に「静音」などで掃除すれば、集中力を途切れさせることなく仕事を進められる。
オンライン会議のタイミングでは、もしすでに掃除中であったとしても、席から離れることなく手元のスマホからアプリで一時中断。スケジュール機能で掃除が始まりそうなときも、同じくアプリからその設定のスイッチを一時的にオフにしておけばOKだ。
ただし、仮に大事な会議中に掃除が始まってしまったとしても、「静音」設定であれば「Tapo RV30 Plus」で55dB、「Tapo RV10 Lite」で53dBなので、間近で掃除しているのでない限り耳障りと感じることはないはず。
そして出社などで外出する日は、家全体の掃除を「ターボ」や「最大」の吸引力で実行したい。在宅中は掃除しにくかったエリアも丸ごときれいにできるし、「Tapo RV30 Plus」なら同時に拭き掃除もするように設定しておけば、帰ってきたときにはピカピカの気持ちいい床になっているハズだ。留守中の掃除は水量レベルを多めにして、さっぱり感をアップさせるのもいいかも。
ただ「Tapo RV30 Plus」の場合、ちょっと気を付けておきたいのが、自動ゴミ収集機で吸い上げるときの音。ロボット掃除機本体から強力に吸い上げるので、それなりに騒音も大きくなってしまう。ある程度ロボット掃除機本体のダストボックスに溜まってきてから吸い上げるので、充電ステーション帰還時は毎回必ず自動収集されるというわけではない(設定による)けれど、大事なオンライン会議が予定されている日は、念のためアプリの設定で「自動排出」をオフにしておくのがおすすめだ。
視野360度のネットワークカメラで掃除風景を観察しつつペットなどの見守りも
ところで、これらTP-Linkのロボット掃除機と一緒に使うと便利で面白いのが、同じくTP-Linkのネットワークカメラだ。特に2023年4月に新しく発売された「Tapo C225」(実売価格7000円前後)は、あちこち動き回るロボット掃除機との相性がいい。なぜなら、遠隔からカメラの向きを変えられる「パン」と「チルト」の機能をもっているからだ。
「Tapo C225」は、400万画素、最大2560×1440ドットの高精細イメージセンサーを搭載し、宅内ネットワークや外出先のモバイルネットワークを通じて監視できるカメラ。別売のmicroSDカードやクラウドに録画データを保存することもできる(クラウド保存は有料サブスク登録が必要。30日間の無料体験もあり)。
最大の特徴は、台座部分が左右にそれぞれ180度ずつ回転(パン)でき、レンズ部分も上下方向に149度の範囲で動く仕組み(チルト)になっていること。レンズの視野はやや広角で、さらに専用アプリからカメラを上下左右に向き変えすることで、より広い範囲を監視できる。もちろんこのパン・チルト動作は、宅内でも外出先からでも操作可能だ。
では、ロボット掃除機に「Tapo C225」を組み合わせることで、どんな使い方ができるだろうか。
TP-Linkのロボット掃除機は、スケジュール機能で掃除を自動実行するとき、スマホに通知することができる。また、掃除が完了したときも通知があり、これは自宅にいる場合でも自宅から離れたオフィスなどにいるときも同様だ。
でも、別の部屋や留守中にロボット掃除機が実際のところどんな風に掃除しているのか、なんとなく気になったりはしないだろうか。もしくは、出かける前にロボット掃除機が掃除しやすいように片付けたか(部屋が散らかっていないか)どうか心配なときもあったりするのでは?
そんなときに「Tapo C225」があると便利だ。動き回るロボット掃除機の姿をパン・チルト機能で追跡できるほか、室内にタオルなど巻き込みそうなものを見つけたときはスケジュール実行をキャンセルしておく、といった判断もできる。さらに「Tapo C225」には「動体検知」の機能があるので、ロボット掃除機の動作検知時にスマホに通知するよう設定しておけば、遠隔からその様子をすぐに確認して、「今日もしっかり働いてくれているな」と実感できたりもする。……なんとなくペットに近い感情だろうか。
ちなみに、ロボット掃除機の観察だけでなく、寝室で眠る赤ちゃんや子供の様子を見たり、猫ちゃんやワンちゃんなどのペットの見守りにも使える(どちらかというと、それが本来的な使い方だけれども)。パン・チルト機能によって捉えられる範囲が広いので、普段は玄関周りを監視しつつ、時にはカメラの向きを変えてペットやロボット掃除機の見守りにも使う、というように、1つのカメラを多用途に広げられるのも大きな魅力だ。
家事のストレスから解放されれば、仕事パフォーマンスもアップ!
ゴミ吸引に加えて水拭きもでき、しかも自動ゴミ収集機もセットになった「Tapo RV30 Plus」は、毎日の仕事が忙しく、掃除に関わる面倒をできるだけ省きたい人にぴったり。スケジュール設定や部屋・エリアごとの掃除が可能で、吸引力と水量をフレキシブルに変えられる細かなカスタマイズ設定があり、そのうえ高精度センサーで効率よく掃除を終えられるため、仕事中でも動作音に悩まされずに活用できる。
エントリー機の「Tapo RV10 Lite」は、ゴミ吸引のみというシンプルな機能で、より静かに掃除できる。充電ステーションもコンパクトで、待機スペースを最小限に抑えられるのもメリットだ。一人暮らしで部屋が広くない・部屋数が少ない環境で使う、あるいは広い家でも特定の1部屋だけを掃除させるのが目的であれば、十分以上に役立ってくれる。
そこへさらに「Tapo C225」のようなカメラを追加すると、留守中の安心も得られる。ロボット掃除機の様子をチェックするのは意外と楽しいし、ペットの見守り用途や防犯対策としては言うまでもなく有効。視野をあちこち変更することで1台のカメラを多目的に用いることができる使い勝手の良さは、一度体験してみる価値ありだ。
ロボット掃除機で家事の負担を減らし、カメラで留守中の心理的な負担を減らす。何かとストレスを抱えがちなビジネスパーソンとしては、そうすることによって日々の仕事のパフォーマンスを高められる可能性もあるだろう。TP-Linkの新しいロボット掃除機とネットワークカメラがあれば、生活の質と仕事の質の両方をアップグレードできるに違いない。